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筋トレと有酸素運動はどっちが先?初心者向け順番の決め方5ポイント

筋トレと有酸素運動の順番5ポイントを示す初心者向けイラスト

筋トレと有酸素運動を同じ日に行うとき、「どちらを先にすればいい?」と迷う人は多いはずです。順番だけで成果が決まるわけではありませんが、疲れていない状態で何を優先するかを決めると、フォームを保ちやすく、短い時間でも目的のあるメニューになります。

初心者の基本は、その日に一番大切にしたい運動を先に行うことです。筋力や筋トレのフォームを重視する日は筋トレから、歩く時間や持久力を重視する日は有酸素運動から始めます。まだ目的が決まっていないなら、軽い準備運動、筋トレ、有酸素運動の順で15分から試しましょう。

結論:優先したい運動を先にする

筋力を重視する日は「筋トレ→有酸素」、歩く時間や持久力を重視する日は「有酸素→筋トレ」。迷ったら「軽い準備運動→筋トレ→軽めの有酸素」で始めます。
初心者は順番の正解探しより、疲れてフォームが崩れない時間配分と、翌日に負担を残しすぎない頻度を優先してください。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、有酸素性の身体活動に加えて、筋力トレーニングを週2〜3日行うことを推奨しています。一方で、同じ日に行う順番を全員共通のルールとして示しているわけではありません。個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組むことが基本です。

目的別に見るおすすめの順番

筋力・フォームを優先5分ほど体を温めた後、筋トレを先にします。疲労が少ないうちにスクワットなどを行い、有酸素は会話できる程度の軽さで締めます。
歩行時間・持久力を優先ウォーキングやバイクを先にします。後半の筋トレは種目数を絞り、姿勢が乱れない範囲で行います。
運動習慣を優先好きな方、始めやすい方を先にします。順番を固定するより、合計15分を無理なく終えることを優先します。

筋トレを先にした順番は、下半身の動的筋力を伸ばす目的で有利だったとするメタ解析があります。一方、最大酸素摂取量や体脂肪率などは順番による明確な差が見られなかった項目もあります。研究対象や運動量は初心者の日常運動と同じではないため、「筋トレが絶対に先」と単純化せず、目的と続けやすさで決めましょう。

順番を決める5つのポイント

1.今日の優先目的を一つ決める

筋トレの動作を覚える日、20分歩く日など、一番大切な目的を一つだけ決めます。先に行った運動へ集中しやすくなり、後半を短くしても「何もできなかった」と感じにくくなります。

2.準備運動と有酸素運動を分けて考える

筋トレ前に5分ほど歩くことは、長時間の有酸素運動を先に行うこととは別です。体温を上げ、動きを確認する軽い歩行や足踏みは準備として取り入れます。息が上がる速さまで上げる必要はありません。

3.後半は強度を下げる

筋トレ後に有酸素を行うなら、会話できる程度のウォーキングやバイクから。反対に有酸素後の筋トレは、自重スクワットや壁腕立てなど、安定したフォームで終えられる種目に絞ります。

4.時間が短い日は片方だけでもよい

両方を毎回セットにする必要はありません。10分しかない日は筋トレ2種目、別の日は15分歩くなど、週の中で組み合わせても構いません。器具を比較したい人は有酸素運動・フィットネス器具も参考にしてください。

5.翌日の疲れで調整する

実施した順番、時間、翌日の疲れを一言だけ記録します。後半でフォームが崩れた、翌日まで強い疲れが残った場合は、合計時間を減らすか別日に分けます。習慣化の工夫は運動習慣を作る5ステップも役立ちます。

初心者向け15分メニュー

時間内容ポイント
0〜3分足踏みまたはゆっくり歩く体調と関節の動きを確認する
3〜9分スクワット、壁腕立てを各1〜2セット回数より姿勢を優先し、余力を残す
9〜14分ウォーキングまたは低負荷のバイク短い会話ができる程度にする
14〜15分ゆっくり歩いて終了急に止まらず、息を整える

スクワットや壁腕立ての方法に不安がある人は、初心者向け自宅運動メニューを確認してください。動画に合わせたい場合はオンラインフィットネスを使い、初心者向けレッスンから選ぶ方法もあります。

30分取れる日の3パターン

目的時間配分向いている人
筋トレを優先準備5分→筋トレ15分→有酸素10分フォームを覚えたい、筋力を伸ばしたい
有酸素を優先準備3分→有酸素17分→筋トレ10分歩く時間や持久力を増やしたい
負担を分散朝に有酸素15分→夕方に筋トレ15分一度に30分続けると疲れやすい

施設を使うなら、混雑や移動時間も順番に影響します。マシンが空いている時間に筋トレを先にするなど、続けやすい現実的な流れで問題ありません。施設選びは24時間ジム、個別にフォームを見てもらいたい人はパーソナルジムから比較できます。

同じ日に行わず、別日に分けてもよい

両方を同じ日に行うと長くなりすぎる人は、月・木に筋トレ、火・土にウォーキングのように分けます。厚生労働省の成人向け推奨では、息が弾み汗をかく程度の運動を週60分以上、筋トレを週2〜3日行うことが示されていますが、これは一度に達成する量ではありません。現在の活動量が少ない人は、今より少し多く動くところから段階的に増やします。

初心者が避けたい5つの失敗

  • 毎回どちらも全力で行う:後半は軽くし、余力を残して終える。
  • 有酸素の直後に重い筋トレをする:疲れている日は種目数や負荷を下げる。
  • 準備運動を省く:最初の3〜5分で体調と動きを確認する。
  • 順番を頻繁に変える:2週間ほど同じ流れを試し、疲れ方を比べる。
  • 痛みを我慢する:痛み、めまい、胸の違和感、強い息苦しさがあれば中止する。
安全のために
発熱や強い疲労がある日は休みます。慢性疾患、服薬、関節の問題がある人、運動開始に不安がある人は、事前に医師や運動指導の専門家へ相談してください。

よくある質問

ダイエット目的なら筋トレと有酸素はどちらが先ですか?

順番だけで体重変化が決まるわけではありません。筋トレのフォームや筋力を優先する日は筋トレから、歩行時間を確保したい日は有酸素から始めます。継続できる合計時間と食事、睡眠、日中の活動量も合わせて考えましょう。

筋トレ後の有酸素運動は何分がよいですか?

初心者は5〜10分の軽いウォーキングからで十分です。時間を一律に決めず、会話できる程度の強度と、翌日に疲れを残しすぎない量で調整してください。

有酸素運動を先にすると筋トレは無駄になりますか?

無駄になるとはいえません。有酸素運動を優先したい日もあります。ただし、長時間または高強度の有酸素運動後は疲労でフォームが乱れることがあるため、後半の筋トレは負荷と種目数を抑えます。

筋トレと有酸素運動を毎日行ってもよいですか?

毎日両方を行う必要はありません。筋トレは同じ部位へ連日強い負荷をかけず、休む日を作ります。疲労や痛みが残る場合は、時間を減らすか別日に分けてください。

まとめ:順番より、目的と続けやすさ

筋力を優先する日は筋トレから、歩く時間や持久力を優先する日は有酸素運動から。迷ったら、軽い準備運動→筋トレ→軽い有酸素運動の15分メニューで始めます。
後半は負荷を下げ、翌日の疲れを見ながら時間を増やしましょう。同じ日にまとめるのが負担なら、曜日や朝夕に分けても問題ありません。

参考:厚生労働省 身体活動・運動の推進e-ヘルスネット 身体活動・運動ガイド2023 成人版e-ヘルスネット 筋力トレーニングについてEddens et al. systematic review and meta-analysisMurlasits et al. systematic review and meta-analysis

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