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運動

ウォーキングとジョギング、あなたはどっちが向いている?初心者向け5項目で比較

ウォーキングとジョギングの向き不向きを5項目で比較する記事のアイキャッチ

ウォーキングとジョギングは、どちらも特別な施設なしで始めやすい有酸素運動です。ただし、運動強度や足腰への負担、必要な準備は同じではありません。「早く結果を出したいから走る」と決めるより、今の体力で翌週も続けられる方を選ぶことが大切です。

結論からいうと、運動ブランクがある人、歩く習慣が少ない人、体への負担を抑えたい人はウォーキングから。速歩を30分ほど続けても余裕があり、短い時間で運動強度を上げたい人は、歩きとゆっくりしたジョギングを交互に行う「ジョグ&ウォーク」から試すと移行しやすくなります。

迷ったらウォーキングから始める

初心者の最初の選択は、会話できる速さのウォーキングがおすすめです。
20〜30分歩いた翌日に強い疲れや痛みが残らない状態を作り、その後に「1分走る+2分歩く」を加えると、体調を確認しながら強度を上げられます。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組む考え方を示しています。最初から長く走る必要はありません。今より少し多く動くことを起点にしてください。

ウォーキングとジョギングの違いを5項目で比較

比較項目ウォーキングジョギング
運動強度歩行は約3メッツ、速歩は約4メッツが目安ゆっくりしたジョギングは約6メッツが目安
息の弾み方会話を保ちやすく、ペース調整が簡単息が弾みやすく、短時間でも強度が上がる
体への負担片足が地面についている時間があり、衝撃を抑えやすい着地衝撃が増えやすく、足首・膝・腰の状態確認が必要
準備普段の歩行に足しやすい。歩きやすい靴が基本走りやすい靴、汗対策、平坦で安全なコースを用意したい
続けやすさ通勤や買い物にも組み込みやすい短い時間で運動した感覚を得やすいが、回復日も必要

メッツは安静時を1とした身体活動の強さの単位です。数値は運動の強さを比べる目安であり、同じ速度でも坂道、気温、体力、体格によって負担は変わります。消費エネルギーだけでなく、痛みなく繰り返せるかまで含めて選びましょう。

どちらが向いている?目的別の選び方

歩く習慣が少ないまずはウォーキング

1日の歩数が少ない人は、10分の散歩を増やすところから。距離より「予定した日に外へ出る」ことを優先します。

運動ブランクがあるウォーキングで土台づくり

普通歩きと速歩を交互にし、息の弾み方を確認します。翌日に疲れが残るなら時間を短くします。

30分歩けるジョグ&ウォーク

歩きだけでは余裕が出てきたら、短いジョギングを挟みます。走り続けることを目標にしません。

短時間で強度を上げたいゆっくりジョギング

フォームを崩さず、会話が途切れすぎない速さを選びます。毎日ではなく回復できる間隔を取ります。

歩き方や時間の決め方から確認したい人はウォーキング初心者の始め方5ステップも参考にしてください。有酸素運動の選択肢は有酸素運動・フィットネスで比較できます。

初心者向け4週間の移行例

1週目:10〜20分のウォーキング
週2〜3回を目安に、会話できる速さで歩きます。翌日まで痛みや強い疲れが残らない時間を探します。
2週目:普通歩きと速歩を交互に
「3分普通歩き+2分速歩」を3〜4セット。速歩でも姿勢と呼吸を保てるか確認します。
3週目:1分ジョグ+2分歩き
最初と最後に5分ずつ歩き、中央で3〜5セット行います。走る速さより、軽い足音を意識します。
4週目:2分ジョグ+2分歩き
余裕がある場合だけジョギングを2分へ延ばします。疲れが残る場合は3週目を繰り返します。

週ごとに必ず進める必要はありません。雨や暑さが厳しい日は休むか、室内の運動へ切り替えます。動画を見ながら室内で動きたい人はオンラインフィットネス、天候に左右されず歩いたり走ったりしたい人は24時間ジムも候補です。

安全に続けるためのチェックポイント

  • 最初と最後は歩く:いきなり走らず、5分ほど歩いて体調と路面を確認します。
  • 平坦で明るい道を選ぶ:段差、交通量、夜間の視認性を確認し、イヤホンの音量を上げすぎません。
  • 暑さと水分を確認する:気温と湿度が高い日は時間帯や運動内容を変え、無理に予定を消化しません。
  • 痛みを我慢しない:足首、膝、腰に痛みが出たら走る時間を減らすか、ウォーキングへ戻します。
  • 強度を一度に増やさない:時間、速さ、回数のうち、増やすのは1つずつにします。
胸の痛み、冷や汗、強い息苦しさ、めまい、動悸、いつもと違う強い痛みがある場合は運動を中止してください。
持病がある人、治療中の人、医師から運動を止められている人、関節の痛みが続く人は、自己判断でジョギングを始めず医師や専門家へ相談してください。

有酸素運動だけに偏らない

厚生労働省の成人向け推奨シートでは、筋力トレーニングを週2〜3日行うことも勧めています。ウォーキングやジョギングとは別日に短い筋トレを組み合わせるか、同じ日に行う場合は目的と疲労度で順番を決めます。詳しくは筋トレと有酸素運動の順番を確認してください。

継続が難しいときは、曜日と最短メニューを固定します。「火・土の夕方に10分歩く」のように、疲れている日にも実行できる下限を決める方法です。習慣化の手順は運動習慣の作り方7ステップでも紹介しています。

FAQ

ウォーキングとジョギングはどちらが痩せますか?

体重の変化は運動だけでなく、食事、睡眠、現在の活動量、継続期間などの影響を受けます。ジョギングは一般に強度が高い一方、疲労や痛みで続かなければ総運動量を確保しにくくなります。まずは継続できる方を選びましょう。

毎日ジョギングしてもよいですか?

初心者は毎日にこだわらず、疲労や痛みが残らない間隔を取ります。走らない日はウォーキングや休養にし、体調を見ながら回数を調整してください。

何分から始めればよいですか?

ウォーキングは10〜20分、ジョギングは1分走って2分歩くセットからで十分です。翌日の状態を確認し、時間は少しずつ増やします。

速く走る必要はありますか?

初心者は速さを競う必要はありません。姿勢を保ち、呼吸が乱れすぎない速度を優先します。速くするより、短いジョギングを無理なく繰り返せる状態を目指してください。

運動ブランクがあるならウォーキング、速歩30分に余裕が出たらジョグ&ウォーク。
強度の高さだけで選ばず、翌日に回復できること、痛みなく繰り返せること、生活に組み込めることの3つで判断しましょう。

参考: e-ヘルスネット 身体活動・運動ガイド2023 成人版 / e-ヘルスネット メッツ / METs / e-ヘルスネット 身体活動・運動を安全に行うためのポイント

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